2017年2月に気象庁が発表した夏の気温予想によると、今年の夏は気温が高くなる傾向。
ということで昨年の今頃に車に断然フィルムを貼ることから始め、2016年の猛暑を乗り切った私がゼロから調べて実施した有効な対策とアイテム3つを紹介します。
目次
猛暑になると車に乗るうえで困ること
まずは解決したいことを明確にするために現状の困っていることを明確にします。
- 走行中の日差しが熱く車内温度が上がる
- 駐車中の車内温度上昇が早く、高温になる、ハンドルも熱くなる
- エアコンの効きが悪く感じる
解決策
いきなりですが解決策
- 日差しのあつさ低減、車内温度上昇の低減は窓の断熱。つまり断熱フィルムの施工。
- 駐車中のハンドル温度上昇防止はサンシェード。
- エアコンの効きはエアコンガスクリーニング。
メリットとデメリット
メリット
悩みがほぼほぼ解決する
エアコンの負担が減って(設定温度が上がる)修理費用削減
エアコンの負担が減って(設定温度が上がる)燃費向上
デメリット
費用がかかる(特に断熱フィルム)
フィルム定着まで見た目が悪い
フィルム施工店の選択肢が少ない
エアコンの故障が判明して修理の決断に迫られる可能性がある。
ここからは私が実際に選択した結果の紹介です。
断熱フィルムは高価でも断然スパッタのソーラーガード
薄い色を選択しても効果抜群。
選択したのはサイドHP Quantum-37
リアHP Quantum-28というもの。
それぞれ可視光透過率は37%と32%。
フィルムとしては薄めの部類です。
37に至ってはほぼ貼ってあることがわからないレベルです。
が、外から見ると独特の反射があるためちょっと貼ってる感があります。
可視光透過率の低いものにすればより高い効果が得られる様です。
価格はリア3面で¥50000〜といったところですが車種により異なるため施工店にお問い合わせ必須です。
できればフロントサイドも透明断熱フィルムを施工した方がジリジリ感と温度上昇を防ぐことができるためさらに費用がかかります。
少なくともソーラーガードについては貼らない理由は見当たらないです。
ソーラーガード施工時には様々な注意事項を聞くのですが、その一つに施工後数週間から数カ月は水泡がフィルムに発生するというもの。
聞いてても驚くほどの水泡ができます。
それも形の悪い水玉模様がガラス一面に。
これが時間とともに驚くことに完全に消えます。
この間は相当な忍耐が必要かもしれません。
水泡が消えてしまえば他のフィルムでは考えられないクリアな視界が得られます。
他のフィルムより一段暗めのフィルムを選択できると思います。
また着色していないので色抜け、変色の心配がないのも魅力です。
薄めのフィルムでも十分な断熱効果があるのでプライバシーガラスに貼るのも効果的ですね。
2枚の写真は全く同じフィルムなのに見た目でこれだけの差分があります。
コンパクトに折りたたみクレトム エクセレントシェード
駐車中の車内及びハンドルの温度上昇防止にはフロントサンシェード。
レクサスの純正品だとか…正確な情報か確認できませんでした。
ちょっとお値段は高めですが、ケース付きで収納しやすいのがポイント。
窓ガラスの端までカバーできるシェードのため効果が高い。
驚くほど車内温度上昇を防ぐことができます。
価格は¥5000程度。これもサイズ、車種によって異なります。
季節もののため夏季のみの販売の様です。
エアコンメンテで超快適。エアコンガスクリーニング
専用の機械を使い真空引きでエアコンガスを回収し、必要量を充填。同時にエアコンオイルもメンテナンスするもの。
私はスナップオン カーエアコンサービスステーションを導入している店にお願いしました。
結果、エアコン通常使用時の設定温度を2〜3度上げて使えるほどよく冷えるようになりました。
価格は¥10000程度。やはり車種によって価格は異なるため要確認。添加剤有無によっても価格は変わります。
この機械、真空引きをするため、施工時にエアコンの故障が発見される場合がありますのでその場合は修理が必要となります。
いかがでしたか?
全部一気には費用もかかりますがエアコンガスクリーニングはお手頃で良いのではないでしょうか。
おまけ
フィルムについて
フィルムはHP Quantum-37をサイドにしたけど今となってはHP Quantum-28が貼った感と効果のバランスが良かったと考えています。
HP Quantum-37ってほんと貼ってあるかわからない時があるんです。
特に中から見ると貼ってあることがわからないと思います。
エアコン添加剤について
実は添加剤だけ入れるって選択もあります。実は。
安上がりです。
でも私はエアコン添加剤試して全く効果を感じられなかったのでおすすめしません。
間違いなくエアコンガスクリーニングをすべきです。
倍の値段を払っても。
私のような回り道は避けた方が良いです。
フロントガラスについては改めて書きます。