LEDチップ配置による配光比較-ハイビーム編-


ロービームで車検対応、配光、良好なカットラインをうたっているLEDバルブが必ずしもハイビームで使用した際に最高のパフォーマンスを発揮するわけじゃないですよ。というところがポイントです。

車のライトをLED化するにあたってはどのLEDバルブを選択するかで車検や視認性に大きく影響しますので、慎重に選ぶ必要があります。
最も気にすべきはロービームにおける配光なのですが、今回はハイビームのLED化に関するお話です。

このような比較は見た記憶がありませんので、参考になるのではないかと思います。

スポンサーリンク

2つのLEDバルブを比較する

2種類の異なるLEDタイプのバルブを比較していきます。

1列にLEDが並ぶタイプ


バルブ1つあたり4500LMとされている商品です。
ロービームに取り付けをした際にカットラインが出るタイプの多くは上記の画像のようなタイプです。

1チップタイプ


もう一つのLEDは2400LMを謳うタイプです。
前述のタイプはLEDチップが一列にならんでいましたが、発光部の前後は短く、天地方向は長い作りで、1チップと4チップの差分があります。

ライト点灯時の比較

画像左が1チップのもの、右がLEDが1列に並んでいるタイプを取り付けてライトを点灯し、壁に照射したものです。

いかがでしょうか。

画像左側のライトは中央部分に非常に明るい部分があります。
右側のライトは中心部分にある明るい部分の面積が小さいですが、その周りは明るい部分が多いです。ただ、照らしている部分にムラがあります。

実際にライトを点灯して運転するとこのムラが非常に気になります。

逆に1チップタイプの左側のライトは中心部分の明るさのおかげで実際に点灯して運転すると非常に遠くまで照らします。照らされる看板の反射がまぶしいくらいです。明るい部分が狭い様に見えるかもしれませんが、実際の道路では、この明るい部分が広がるため問題ありません。まで明るい部分の周りも十分な明るさで照らしていますので、ハイビームとして優秀です。

まとめ

ハイビームのLED化は1か所にLEDが集まっているタイプで、正しい位置にチップが配置されれているものがオススメです。

いくつか気になっているLEDバルブのリンクを貼っておきます。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

シェアする

フォローする

スポンサーリンク