後付けの車用LEDヘッドライト、フォグライトが5000円前後で購入できるようになってきましたが、やはり中華パーツであるため、買って失敗した。ということも少なくありません。
私が失敗した経験から、そのノウハウを書いておきますのでこれから購入を検討中の皆様がより短時間で失敗のないお買い物の手助けになれば幸いです。
目次
LEDバルブ購入前のチェックポイント
買っては行けないライトといっても、ライト自体に問題がある場合と、取り付けする車に合わない製品である場合があります。
まずは装着可能なものであるかをチェックする必要があります。
バルブの後ろに十分なスペースがあるか。
LEDは自らの熱で寿命が極端に短くなります。
車用LEDバルブはLEDチップの熱をバルブ後端に逃がしてLEDチップの寿命を延ばそうとしています。
つまり、十分放熱ができるようにバルブ後端に十分なスペースがあることが望ましいです。
また、LEDバルブはハロゲンバルブと異なり、放熱のためのフィンがついていることが多く、これは前述のとおりLEDの熱を逃がすために必要なものです。このフィンが思いのほか大きいため取り付けの障害となる可能性がありますので、十分なスペースがあるかを確認しておくことが重要です。
交換前のバルブはどの角度で取り付けられているか
LEDバルブを適切な配光になるように取り付けするためにもともとのハロゲンバルブがどのような角度でついているかが重要です。
車に取り付けた際にライトのレンズカットやリフレクターのラインに合うように取り付けができないと適切な配光になりません。
※車によっては、当てはまらない場合があるので注意が必要です。
例えばHB4/3であればプラグ部分が真下を向いていない場合は角度がついている可能性が高いので要注意です。
コントローラ部の取り付けスペースはあるか
コントローラ部の取り付けスペースについては多くのLEDで取り付けが必要となりますが、車種によってはヘッドライトユニット内に収めなければいけない場合もあります。
買ってはいけないLEDの見分けかた
- ハロゲンバルブと発光点が大きく異なるもの
- 放熱がファンで行われる激安中華パーツ
- 商品画像で右上がりの配光になっているもの
- 車検対応を明示していないもの
右上がりの配光になっているLEDを買って取り付けてしまうとこうなります。
完全取り付けNGです。すぐに取り外しました。
右側通行の国であれば適切な配光になるかもしれませんが、日本においては、使ってはいけないです。H4をご検討されている場合はご注意ください。
※この配光になるのはH4だけだと思われますので、誤解の無い様お願いします。他のは車検も通るのではないかと思われます。
購入時は車検対応の記載があったのですが、よく見たら商品画像に右上がりの配光となっている写真がありました。
避けたほうが無難ですね。
おすすめLEDバルブ
取り付けスペースが十分確保できることを前提におすすめバルブの紹介です。
この形の商品が安心できると思います。
LED ヘッドライトH4Hi/Lo 車検対応Lumileds LUXEON ZES CHIP 8000Lm6500kファンレス [並行輸入品]
オススメの理由としては
- PhilipsLumileds LUXEON ZESチップであること
- 角度調整ができること
です。
1年近く使用していますが、暗くなることや点灯不良もありませんので、安心して利用できます。
配光も左上がりで適切です。
失敗しないLEDバルブ購入の参考になれば幸いです。
—-以下2020年7月更新
H4ハロゲンに近いサイズのLEDが多く販売されるようになり、今まで取り付けが困難だった車種にも選択肢が広がっています。
以下Amazonのリンクを記載しておきます。
2020年7月更新ここまで—–
amazonのリンクも貼っておきます。
IPF ヘッドライト LED H4 バルブ 6500K 341HLB
スフィアライト 自動車用LEDヘッドライト RIZING2(ライジング2) H4 Hi/Lo(12V用) 6000K SRH4A060 日本製 3年保証
今後もLEDの進化が楽しみです。
H4以外でも買ってよかったものは以下でもどうぞ
年々進化するLEDライト
LEDライトは構造が年々進化しています。
H4については、ついにサイズがハロゲンと同等まで進化していますので以下の商品も要チェックです。
LIMEYはいま最も良い選択になるのではないかと思います。